#スポーツのチカラ 県高校総体 バレーボール女子 3年生が支える大分商業の底力

2020/08/14
  • 高校総体

 大分商業の3年生は6人(うち1人はマネジャー)。レギュラーとして出場するのはキャプテンの筌瀬のみだが、全員が春の高校バレー県予選に向けてこれからも競技を続ける。森監督が「やさしく、人間性に優れた“仏”のような存在」と評する筌瀬は、「3年生が主体のチームに比べると、まだまとまりに欠ける。積極的に声をかけ、ダメな部分があれば“なぜダメなのか”を全員で考え、信頼関係を築いていきたい」と話し、「春高予選まであと2カ月半。悔いが残らないよう全力で打ち込みたい」と決意を語った。

 

 森監督が「今まで育てた選手の中で3本の指に入る」と絶賛する嵯峨は、「今日は3年生の思いを背負ってプレーした。エースとしての役割を果たせたと思う。ただ、春の高校バレーに向けて、もっとチーム力を高める必要がある」と試合を振り返った。2年生になり、エースとしての自覚が芽生えたという嵯峨。試合中も積極的に声を出し、チームメートを鼓舞する姿が目立った。

 

 3年生が陰日なたなくチームを支え、1、2年生が躍動する大分商業。春高県予選の開催を信じ、一丸となって前へ進む。

 

拾うバレーで春の高校バレー出場を目指す

 

 

(甲斐理恵) 

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ