#スポーツのチカラ 県高校総体 飛び込み 日本一の山本馨が最高演技

2020/08/13
  • 高校総体

高校生となった初舞台は苦い思い出

 

 女子は望月来華(1年)と伊南美月(1年)の一騎打ちとなり、高飛び込み、飛び板飛び込みともに望月が優勝した。どちらも小学生の頃から大会経験は多いが、今回の県高校総体は緊張のために力を出しきれず、悔いの残る試合となった。望月は「もっとメンタルを鍛える必要がある」、故障もあり本調子ではなかった伊南は「緊張もあって簡単な2本目を落としたのが痛かった」とそれぞれ反省を口にした。

 

 茶木監督は、「予想以上に結果が出ず、改めて場数が大事だと感じた。自分もいい勉強になった。素質は十分。2年後はこの2人で、全国総合優勝を狙いたい」と先を見据えた。

 

 新型コロナウイルスの影響で今後の試合開催は未定だが、望月、伊南は「この機会に自分のクセをなおしたり、今しかできないことに取り組みたい」と声をそろえた。ピンチはチャンス。どんな時も前向きに頑張る2人の成長が楽しみだ。

 

幼い頃から同じ環境で競技を続けた3人

 

 

(甲斐理恵)

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