陸上 佐伯豊南高校 俺たちは強い!自分を信じて駆け抜ける

2019/07/20
  • 高校総体

 準決勝を3位で突破し、最終日の決勝は心身共に力がみなぎっていた。1走の三浦涼聖(3年)は抜群のスタートを切り、“コーナー職人”としての技術を遺憾なく発揮。トップでバトンを渡す。黙々とアップし、集中力を研ぎ澄ました2走の川野流星(3年)は「アップの時からスピードが出ていた」と勢いそのままに続き、3走・高瀬翔龍(3年)は力強い走りで後続を引き離す。練習後も毎晩自主練習を続けた飛弾光星(3年)は、仲間の期待を背負いトップでゴールを駆け抜けた。

 

 高校から陸上を始めた三浦は「インターハイ(全国高校総体)出場の6位が目標だったので、優勝できるとは思っていなかった。自分を信じて何も考えず走ることができたのが良かった」と喜び、高瀬は「練習が休みの日もリレーメンバーとは一緒にいた。チームワークの勝利」と笑った。

 

 8月4日から始まる全国高校総体の陸上競技。キャプテンの飛弾は「1日でも長くみんなと一緒にいたい。お世話になった方々のためにも、もう一段階いいところを見せたい」と活躍を誓った。上杉監督は「これまでやってきたことを出し切り、悔いのない走りをしてほしい」と言い、お前たちは強い!とトラックに送り出すつもりだ。

 

チームワークで全国高校総体も駆け抜ける

 

(柚野真也)

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