大分雄城台高校 児玉芽生 感謝の気持ちで臨み悲願のV 国体では2冠狙う

2017/09/09
  • 国体

 インターハイの予選は緊張で体が固まっていた。しかし1位通過したことや顧問の穴井伸也教諭からの「今までやってきたことを信じて元気よくいけ」という言葉で緊張がほぐれ、準決勝・決勝では自分の力を余すことなく出せたという。ただ、スタートダッシュには課題が残る。もともと後半勝負の選手なので、スタートを改善すればさらなる記録も期待できる。インターハイは2位の選手との差が0.04秒だったが、「国体では、ぶっちぎって優勝したい」と意気込む。

 

 穴井教諭は「児玉はフィジカルもメンタルもまだまだ発展途上。でも、それだけ可能性がある選手。どこまで伸びていくのか、伸びしろが大きいところが彼女の魅力。インターハイは優勝したけれど、国体は国体。リセットして向かわせたい」とすでに国体に照準を合わせている様子だった。「国体は今までお世話になった先生方へ、優勝という形で恩返ししたい」と感謝の思いを胸に、最後の大舞台に挑む。

 

指導者の意見を聞き入れる柔軟さと素直さが記録を伸ばした

 

国体ではぶっちぎりの優勝を目指す

 

(緒方美香)

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