全国高校弓道選抜大会・女子 情報科学 ひたむきな努力が強い精神力と自信に

2018/12/13
  • 冬の全国大会

この選手に注目

 

渡辺愛那(2年)

大前(一番手)、2002年1月19日生まれ、157cm、滝尾中学校出身

 

 団体戦では、最初に矢を放つ「大前」を担当。主将として試合の流れをつくる重要な役割を担っている。「人をまとめるのは苦手」と謙遜するが、仲間の悩みを聞いたり、励ましたり、陰ながらチームを支えている。小野監督曰く「いい意味で、主将らしくない主将」。

 性格は、自他共に認める負けず嫌い。苦い敗北を喫した10月の県高校新人大会を振り返り「(本戦のトーナメント戦は)1回負けたら終わりだと思ったら怖くなった。どんな状況でも戦い抜く自信と気迫が足りなかった」と冷静に敗因を分析する。

 県高校新人大会後は、「どうやったら勝てるのか」「勝てるチームとの違いは?」など話し合いを重ね、ひたむきに練習に取り組んできた。練習量に裏打ちされた「やれる」という揺るぎない自信は、全国の舞台でも大きな力になるに違いない。全国大会の目標はもちろん優勝。「自分に負けるような試合はしたくない。ギリギリではなく圧勝で優勝したい」と固い決意を見せる。

 

 

(甲斐理恵)

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