選手権に向けて夏の強化プラン① 潜在能力を引き出し、過去最高のチームを目指す大分西

2018/08/20
  • 冬の全国大会

夏の強化プラン

 

①ディフェンス組織の構築

 これまでの公式戦では失点の多さが敗戦に直結した。ここ数年、安定した結果を出せていたのは守備の安定感に尽きる。「意図を持ったつなぎ(パス)から攻撃できるのは守備の安定があってこそ」と首藤監督。決して守備陣だけの問題でなく、ボールの失い方が悪い。組織として守備の構築を図ることが急務となる。

 

②経験値アップ

 首藤監督が「チャンピオンになるための振る舞いがまだまだ」と話すように、ピッチ外での生活態度など、1、2年生中心のチームは首藤誠也ら3年生から学ぶべきことは多い。練習で声が出ないことも多く、例年になくおとなしいチームに物足りなさを感じる。意識しながら、毎日の生活、練習を積み重ねるしか解決の手段はない。

 

③セットプレー

 前チームはドリブルで仕掛ける選手、ワンタッチパスで局面を打開できる選手、サイドを切り裂く選手など攻撃陣に個性があった。現チームには滞在能力の高い選手は多いが、開花するまで時間を要する。得点力を向上させるために、「蹴ったり投げたり手段を選ばず考えたい」とセットプレーがポイントとなりそうだ。

 

新チームにとって首藤誠也ら3年生の影響力は大きい

 

(柚野真也)

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