全国高校サッカー選手権県予選前企画(1) 大分鶴崎 ワンランク上のチームを目指す

2022/09/09
  • 冬の全国大会

 県予選の組み合わせは第1シードとなった。遠山は「自分たちのサッカーに自信を持って、貫けるか。トーナメントは何が起きるか分からないが気を抜かず、謙虚に一戦一戦を戦うだけ」と浮かれた様子はなく、チーム内には高いレベルの競争意識が芽生えている。

 

 全国高校総体で主力として出場した3年生が7人残った。進学校の大分鶴崎では異例の人数で、12年ぶりの全国高校選手権出場に向けた本気の表れだ。「1年生の頃から自分たちで『鶴高』の歴史を作ろうと言っていた。3年間の集大成を結果で残したい」という遠山の言葉が、3年生全員の思いだ。

 パスサッカーに強度の高いプレスと「3年力」を加え、破壊力に守備の安定感が増した鶴高スタイルが完成形に近づきつつある。

3年生が軸になり全国高校選手権を目指す

 

 

(柚野真也)

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ