ラストバトル〜3年生、最後の戦い〜 バスケ男子 大分上野丘が不撓不屈(ふとうふくつ)の精神で準優勝

2021/11/07
  • 冬の全国大会

 高木は「留学生のいるチームに勝つことを目標」として今大会に臨んだ。難関国立大学を目指し、受験勉強と部活の両立は困難を極めたが、「今しかできないこと」と高校最後の大会に向けて調整した。試合では体格差のある留学生を相手に、「真っ向勝負では勝てない」とゴール下から遠ざける位置取りやブロックなど試行錯誤したプレーは、下級生には参考になっただろう。試合後は「負けたので悔しさはあるが、3年間の部活動に悔いはない」と言い切り、「今日の夜から受験勉強に切り替える」と新たな目標に向かって走り出した。

 

 キャプテンの一宮裕貴(2年)は、「プレーでチームを引っ張り、士気を上げるための声掛けなど大黒柱としての3年生2人の存在は大きかった。次は自分がリーダーとして周りを引っ張っていかなければならない」と強い覚悟を示した。チームのモットーである不撓不屈は下級生が受け継ぐ。

 

不撓不屈の精神を受け継ぐ一宮裕貴

 

 

(柚野真也)

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