全国高校サッカー選手権県予選前企画(2) 大分鶴崎 3年力+下級生の伸びしろで頂点狙う

2021/09/15
  • 冬の全国大会

 もちろん3年生への信頼は揺るぎない。「1、2年生は怖いもの知らずなので思い切ってやるだけだが、苦しい場面で引っ張るのは3年生の力。最後の大会で勝ちたい気持ちが勝敗を左右する。全国選手権が他の大会と違うのは、そういったところ」(首藤監督)。少数精鋭となったが“3年力”への期待は大きい。

 

 攻撃の要となる高田は、入学直後から主力としてプレーし、昨年の県高校総体の優勝に貢献した。これまでチームを引っ張ってきた自負があり、「これがラストチャンス。全国選手権は2010年度以降本戦に出場できていない。県予選で優勝し、本戦に出場して高校サッカーを終えたい」と強い思いを口にする。吉弘は「メンバーが変わったが徐々に連係も良くなっている。昨年は準決勝で負けて悔しい思いをしたので、まずは決勝の舞台に立ち、もちろん優勝を狙いたい」と卒業した先輩、そして同級生の思いを背負ってピッチに立つと誓った。

 

3年生と下級生の融合を図っている

 

 

(柚野真也)

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