全国高校サッカー選手権大会県予選 日本文理大学付属が悲願の初優勝

2020/11/16
  • 冬の全国大会

 1対1や球際の競り合いで負けない、ボールを持てば垣内や1トップの三木誉歩斗(3年)にパスを入れ、サポートする。個々のストロングポイントから打開するのはこのチームの持ち味で、そのコンセプトはずっと変わっていない。保明監督は「戦術云々を言えるチームではない。まずは自分たちができることをやる。それだけ」とシンプルだ。

 

 目指す方向性が明確だから選手に迷いはない。垣内はほとんどの空中戦で競り勝ち、三木はボールを持てばドリブルで仕掛け、佐潟堅士(3年)はパスを散らし、セットプレーでは精度の高いキックをゴール前に送り出す。この試合、2得点の東もシュートの意識が高く、“自分のできること”に徹した。キャプテンの垣内は「決勝の舞台でも自分たちのできることをやれた。みんな楽しんでプレーができた」と胸を張り、東は「練習でやってきたことが試合で出せた」と喜んだ。

 

初優勝に喜ぶ日本文理大学付属

 

 

 

(柚野真也)

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