春の高校バレー男子県予選特集④ 別府鶴見丘、高さとパワーで真っ向勝負

2020/10/30
  • 冬の全国大会

 キャプテンの八田賢伸(3年)は、「監督の言葉を聞いて、どんな練習にも全力で取り組めるようになった。自分の持ち味は行動力の高さ。誰よりも声を出し、空いた時間は率先して練習に取り組み、みんなを引っ張りたい」とリーダーとしての思いを新たに、チームをまとめている。

 

 そんな別府鶴見丘が目指すのはシンプルなバレー。複雑なことはせず、最大の武器である高さとパワーで真っ向勝負を挑む。経験値不足は総合力でカバーするつもりだ。舞監督は「実績はあくまで過去のもの。チャレンジャーとして試合に臨みたい」と謙虚に語ったが、もちろん負けるつもりはない。「勝って、鶴見丘の強さを印象づけたい」と言葉を続けた。

 

 現在、チームには激しいレギュラー争いが起き、活気づいている。「明日何もかも失ってもいいくらい今日打ち込め」。選手たちは舞監督の言葉を繰り返し胸に刻み、県予選優勝、その先にある全国を目指す。

 

2年ぶりの頂点を目指す

 

 

(甲斐理恵)

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