全国高校サッカー選手権大会県予選特集④ 大分南の高まる守備力、深まる自信

2020/09/23
  • 冬の全国大会

 キャプテンの友永は、「県新人大会で準優勝したことは自信になっているし、九州大会で強い相手と対戦したことで意識を高く持って練習できている。みんなが気持ちよくプレーできるような雰囲気を作っていきたい。そのためには勝つしかない」と言い切った。練習試合やリーグ戦で、狙いとする戦い方で勝利を積み重ねている。友永は力強く宣言する。「優勝できる自信はある」。

 

 慢心はないが、三重野監督と築き上げてきたスタイルには、揺るぎない自信とプライドを持っている。守って、守って、ボールを奪った瞬間に攻撃のスイッチが入る。ゴール前にそびえていた水色のユニホームの壁が、次の瞬間にはゴールに襲いかかる。県新人大会の勢いが戻り、粘り強さも出てきた。攻守両面をさらに熟成させれば、優勝という結果で真の強者となったことを証明できるはずだ。

 

堅守で優勝を目指す大分南

 

 

(柚野真也)

 

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