春の高校バレー 男子・大分南 ミラクルを起こす準備はできている

2020/01/03
  • 冬の全国大会

県予選MIP

 

森田元希(3年)、2001年9月11日生まれ、170cm、60kg、別府朝日中学校出身

 

 全国大会での戦歴は輝かしい。小学6年で全国3位、中学2年でベスト16を経験している。高校で全国大会での実績のない大分南に入学したのは、柿原監督を慕ってだ。「大分南で新しい歴史をつくりたいと思った」と有言実行。高校2年で全国高校総体に出場し、バレーボールを初めた頃から憧れた春の高校バレーの出場権を得た。どちらも同校初の快挙だ。

 

 守備の要であるリベロとして、安定感のあるプレーでチームを支える。柿原監督は「反応速度がピカイチで、小さい頃から全国大会を経験し、読みも素晴らしいものがある。第2の監督」と絶大な信頼を寄せる。

 

 大一番を控え森田は冷静だ。「県代表として恥じることのないプレーをしたい。初めてで緊張もするだろうが受け身にならず、相手の攻撃を絞って、守り勝つ。高さはないがミラクルを起こす」。笑顔の奥に自信がみなぎっている。

 

 

 

(柚野真也)

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