ラグビー 3年生が背骨となり、展開ラグビーでダークホースとなる大分上野丘高校

2019/09/23
  • 冬の全国大会

 チームの軸となるのが3年生。スタンドオフでありキャプテンの松田瑞樹、身体能力に優れ、ムードメーカーの岩田幸樹、スピードがあり、ポイントゲッターの高橋凛太郎がセンターラインを構成する。

 

 視野が広く、冷静に試合をつくれる司令塔の松田は、「(第3シード決定戦は)ミスが多くて自分たちで試合を苦しくしたが、県予選までに課題が出て良かった。ミスの少ないチームにしたい」と、県予選に向けて最高の状態で挑めるとプラスに捉えている。3年生にとって負ければ最後の大会となる。松田は、「まずは東明に勝つことを目標としたい。低いタックルでディフェンスからリズムをつくりたい」と話し、高橋は「他の高校に比べて3年生が少ないが、勝ちたい気持ちは負けない。アタックで劣勢にならないように120%の力を出し切る」と意気込みを語った。

 

 大分舞鶴、大分東明の2強の壁が厚く高いが、白石監督は「FWが密集、連続を続け、いい展開でBKにつなげれば面白い試合ができる」と、選手の奮起に期待している。

 

得意の展開ラグビーに持ち込めば勝機はある

 

(柚野真也)

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