大分三好ヴァイセアドラー 1部残留を決め、黒鷲旗に向けて再始動

2022/04/17
  • 大分三好ヴァイセアドラー

 セッターの井口は、「相手がデータバレーをしてくるなかで対応できなかった」と悔やむ。リーグ後半戦から、対戦相手にとってデータのない内定選手を起用して、嫌な流れを断ち切ろうと試みたが、順位の近いチームとの直接対決で全敗するなど苦しんだ。

 結果、昨季同様にチャレンジマッチを強いられ、僅差で勝利をつかみ残留となった。

 

 「シーズン序盤の勢いを保てなかったが、上位を相手に勝つことができた。チャレンジマッチで勝てたこともプラスに捉えたい」と古賀。今季はサーブで崩す攻撃的なバレーをスタイルとし、どの選手もミスを恐れず強気なサーブで試合の流れを作ることができた。井口は「どのチームにもそれぞれ武器があり、自分たちはサーブが武器であると思えるようになった。今後もサーブを磨けば可能性は広がる」と手応えを感じている。

 

 チームは1週間のオフを挟み、今月30日から始まる黒鷲旗全日本男女選抜大会に向けて再び動き始める。

 

「チームとしての武器を得た」と語る井口直紀

 

 

(柚野真也)

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