2020ルーキーファイル(ヴァイセアドラー) 輝かしい経歴を手土産に井口直紀がチームを変える

2020/04/12
  • 大分三好ヴァイセアドラー

 本来であれば5月の黒鷲旗全日本男女選抜大会に向けて猛アピールしたいところだが、コロナウイルスの感染拡大の影響により大会は中止となった。井口は「こればかりは仕方ない。自分のレベルアップにつなげる期間が長くなった」とあくまでもポジティブに考える。「これまでの経歴なんて関係ない。新人らしくガムシャラに練習して、トップレベルで戦える準備をしたい」と謙虚に自分を見つめるが、即戦力として加わった自負もある。チームのセッターは3人。高校の先輩である藤岡諒馬は大きな壁であり、ライバルとなる。「見習うことが多く、アドバイスもくれる大先輩だが、俺がという気持ちを忘れずに競争したい」とスタメン争いに名乗りを上げる。

 

 頭の中はバレーボール一色だ。「勝つために何ができるかを考えている。1セット25点を前半、中盤、終盤に分けて試合プランを考え、ゲームメークする。いろんなバリエーションが考えられ、状況に応じて2手、3手と選択肢を増やす。それを5セット考え、次の試合に移る。ウチのチームならサイドプレーヤーが安定しているので、ミドルのセンター攻撃をどう引き出せばいいか…」と話は止まらない。根っからのバレーボール好きなのがバシバシと伝わってくる。元気なルーキーの登場にチームは活気づいている。

 

俺がという気持ちを忘れずにいたいと話す井口直紀

 

 

(柚野真也)

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