バサジィ・バレー 選手インタビュー「バレーのない生活はストレスだらけ」石崎瑞季

2018/10/21
  • バサジィ大分

Q:石崎さんは2016年6月にバサジィに入りましたが、途中加入の第1号ですよね。

 バサジィが創立された時にセレクションがあったことを知らなかったんです。社会人になって6人制バレーを本気でしたいと思っていたときに、高校時代から何度も対戦した(キャプテンの亀井)亜由美に会って、「練習に参加してみれば」と誘われて、そこから何度か練習して入部しました。高校を卒業して短大に通っていた時もそうなんですが、環境が変わって2カ月後に、なぜかバレーがしたくなるんです。短大の時は学生生活を楽しもうとバレーを遠ざけていたのですが、2カ月後にバレーが恋しくなり小学校の時に所属していた戸次ジュニアバレーボールクラブのコーチをしました。

 

Q:バレーボールが好きなんですね。

 私にはバレーしかない。社会人になった時も仕事一筋で頑張ろうと思っていたんですが、バレーのない生活はストレスだらけでした。バサジィに入った時は、これでまたバレーができるとうれしさしかなかったです。

 

Q:現役を離れて2年間空きましたが不安はなかったですか?

 バレーの指導はしていたのでボールを受ける反応は思うほど落ちていなかったです。ただ、チームのみんなとは体力の差を感じました。練習中、私だけすぐに息が上がっていました。戦術に関しては、オープン攻撃をするチームなので戸惑いはありましたが、これまでと違うバレーを覚える楽しさはあります。

 

Q:チームは12月の県6人制バレーボール選手権大会での優勝を目指しています。勝つために必要なことは?

 私は5カ月ほど病気で練習に参加できず、今月復帰したばかりなので急ピッチでコンディションを上げなければなりません。バサジィは社会人チーム。体力は高校生に負けるので、試合巧者となり大人のバレーで勝てるようにならないといけない。個人としては、私がコートに立てばどんなボールも返して、みんなが攻撃に集中できるように安心感を与えたい。遊びでなく真剣にバレーがしたくてバサジィにいるので、本気で勝ちたいです。

 

 

■プロフィール■

石崎瑞季(いしざき・みずき)

生年月日:1995年7月27日

身長:153cm

戸次ジュニアバレーボールクラブ→戸次中学校バレーボール部→大分商業高校バレーボール部→バサジィ大分

守備専門の役割を担うリベロ。守備範囲が広く、「めちゃめちゃボールを拾ってくれる」(亀井)、「性格は癒し系。いるだけで場が和む。コートに入ったら安心感がある」(山下志保)とチームメートから愛される選手。高校時代は校内持久走で2位になったことがあり、スタミナは申し分ない。

(柚野真也)

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