バサジィ・バレー 新キャプテンインタビュー「今年は結果にこだわる」

2018/02/20
  • バサジィ大分

スケールアップしたバサジィを見せたい

 

 監督にとってもキャプテンの存在は絶大だ。当然ながら監督というのは、チームの目指すバレーボールを実現するために6人をコートに置く。そのなかでキャプテンはチームの先頭に立ってチームの目指すバレーボールを実現し、仲間を引っ張っていく重要な存在。同時に、試合をつくるセッターでもある亀井の責任は大きい。「得点をいかに重ねるかを考えている。がむしゃらにスパイクを打たせるのではなく、相手のいない場所に落としてほしいというメッセージを込めてトスを上げる」。その思いを打ち手が理解し、得点が決まれば自ずと勝機は近づく。その確率を高くするために、第1レシーブがしっかりセンターに上がるようにポジショニングやフォーメーション練習を徹底した。「思うようにいかないことがほとんどだが、悪いなりにもどう攻撃につなげるか、チーム全体で同じ絵を描けるようになった」と成長を感じているようだ。

 

 「今年は勝負の一年となる」と亀井の思いは強い。「個々のレベルは決して高くはないが、そこを補うチームワークはどこにも負けない。今年はスケールアップしたバサジィに期待してほしい」。攻守の中心となる亀井がリーダーシップを発揮し、かつ自らのパフォーマンンスを維持できれば、チーム全体が崩れることは考え難い。新キャプテンにかかる期待は大きくなる一方だ。

 

先頭に立ってチームの勝利を目指す

 

(柚野真也)

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