バサジィ・バレー クラブ選手権、決勝T2回戦で敗退

2019/08/28
  • バサジィ大分

 勝者との差は、一つ一つのサーブやレシーブの正確さや一瞬の判断など、それ自体は紙一重のものだ。だが、ワンプレーではわずかな差であっても、積み重ねれば最終的な結果に明白な違いが生まれる。徳丸監督はその差を痛烈に感じた。「選手としての心構え、プレーの姿勢、意識の差を感じた。強いチームほど品格が違う」。選手も同じ思いだ。亀井は「楽しくバレーをするのも大切だが、やはり勝って喜びたい。そのためには自分に厳しく、チームメートにも成長するための要求をする必要がある」とチーム全員の思いを代弁した。

 

 クラブ創設4年目、今年4月には4選手が加入した。全国の強豪クラブチームが集まる今大会を経験して、現時点での自分たちのレベルを確認できたことは収穫だ。この3年間でオープントスを主体とするスタイルがチームに浸透したことは事実で、選手の底上げも進んでいる。「この負けから得るものが大きかったと言えるようにしなければいけない」(亀井)。公式戦は12月の県6人制総合選手権大会を残すだけとなったが、勝てるチームとなるためにやるべきことはまだまだ多い。

 

再出発を図るバサジィ大分

 

(柚野真也)

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