トリニータ 松本怜インタビュー「強い相手とやるのは本当に楽しい」

2019/03/29
  • 大分トリニータ

 

 

―フィジカルコーチの存在も大きいですか?

もちろん。フィジカルの相談をしやすくなったし、こと細かくプラスアルファを教えてくれます。監督からは「(数値を)気にしすぎるな」と言われていますし、数値を追求したところでプレーが変わるかと言われたらそうでもない。「走りの質」にこだわるほうが大事かなと思っています。

 

―今後は研究されて厳しい戦いになってくるでしょうね。

J1だし、間違いなくうまくいかない時が来るだろうと思いますが、自分たちのスタイルを基本に変化を加えながら、自分たちで考え、戦い抜いていくことが今後の鍵になると思います。

―チームメートから「プレーが若い」と言われるとか。

30(歳)を過ぎると、どうしてもスピード感のないプレーになりがちですが、自分はスピード系なので「衰えない走力」を強みとしてやっていければいいなと。スピードが落ちないことは選手生命が長くなる秘訣(ひけつ)だと思うので、そこを周りから褒められるとうれしいです。

 

―ゴールポストに激突したことがあるそうですね。

中学生の時です。激突した後、すっと立ち上がって、30分ぐらい普通にプレーしてたみたいで…。その間の記憶はおろか激突したことも全く覚えていませんでした(笑)。広島戦もこれまでの試合と変わらず、いい準備をして勝ちにつなげられたらいいなと思っています。応援よろしくお願いします。

 

(小野郁)

=プレー写真は大分トリニータ提供=

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