未来へつながる活動を 日本文理大学付属高校コンピューター部 【大分県】

2023/05/25

 日々の活動としては週に一度、地域の子どもたちにプログラミングを教える。山本駿(2年)は「英単語や数式をほとんど知らない子どもたちにゼロから教えていくのは難しいが、自分自身の勉強にもなる。物などに例えて、物理的に見せた方がインパクトもあるので工夫が必要」と話す。顧問の安東慎一郎教諭は「教えるために自分たちが学ぶことが、彼らの成長につながっている。コンピューター部では、授業で学べないこともあるので多くのスキルを身に付けてほしい」と期待している。コンテストで結果を残すことはもちろん、暮らしの中でのさまざまな問題をコンピューターで解決することを目指す。

 

 部員の多くが自分たちの将来も意識しながら活動に当たっているという。「これから先もパソコンのスキルは絶対に必要となるので、今のうちに基礎も含め応用技術も学んでいきたい」(三浦)。今年もまた、たくさんのアイデアを形にして多くの大会に出場する。

 

地域住民向けの教室も行っている

 

 

(塩月なつみ)

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