環境問題に取り組み、安心安全に暮らせる社会を目指す 情報科学高校SDGs部 【大分県】

2023/01/19

 昨年春に新設された情報科学高校SDGs部。この部の存在を大きく広めたのが、大分市の建設会社と取り組んだ廃材を使ったプロジェクトだった。建設現場で出た木材を無償で提供する「残材バンク」とコラボし、地元の幼稚園に廃材を使って制作した積み木を寄贈した。

 

 積み木として遊べるだけでなく、文字のパズルにもなっている。自分が言われてうれしい言葉をつくるなど、子どもたちが文字に親しみながら知育に繋がるようにアイデアを練った。静間央佳(3年)は「デザインは自分たちで考え、校内のUVプリンターで印刷し一つ一つヤスリをかけて仕上げた。子どもたちがとても喜んでくれたのでうれしかった」と振り返る。積み木の他にも、クリアファイルを紙ファイルにするなど、地球環境を考える活動を継続している。

 

廃材を使用した積み木は子どもたちに好評だった

 

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