全国トップレベルの演技を披露する大分東明高校バトントワーリング部 【大分県】

2022/10/07

 今月16日に開催される、バトントワーリング全国大会九州予選へ向けて猛練習の日々。キャプテンの関あん(2年)は「毎年全国大会に出場しているので、私たちの代で途絶えさせないように頑張りたい」と話す。全国大会常連校と言われる陰には大きなプレッシャーもあるが、自分たちのバトンを表現することが最大の魅力という。「はやりの振り付けや曲ではなく、高校生の持つハツラツとした美しさを表現するという信念を、部員たちと共有している。曲をBGMにせず、踊りと曲が一体化するように心掛けている」(喜田コーチ)。一本のバトンと体で表現する世界には、繊細に考え抜かれたアイデアと、見る者に感動を与える心が必要だという。

 

 まずは九州予選を1位通過し、全国大会での金賞を目指すが、「賞も大切だが、バトンという競技を通じて仲間との絆や人としての思いやり、感謝の気持ちを育んでほしい」と喜田コーチ。人間的成長とともに、日々進化する東明バトン。仲間たちと心を通わせ生まれる圧巻の演技を武器に、今年もまた全国の舞台で大きな輝きを放つ。

 

バトントワーリング全国大会の連続出場を目指す

 

 

(塩月なつみ) 

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