3年生、夏物語2022 vol.6 ハンドボール女子 日本一への挑戦が続く大分

2022/08/28
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 国体九州ブロック大会は、全国高校総体のリベンジマッチだった。キャプテンの進司愛莉(3年)は「インターハイで出た課題は明確だった。一人一人の守備強度を上げ、プレーの精度を上げることだった。それぞれが1対1で負けなければチームとして勝てる」との思いで試合に臨んだ。1回戦の熊本県代表、2回戦の福岡県代表との試合は、どちらも24-22。数字だけを見れば僅差の勝利であったが、試合内容は十分勝っていた。選手は勝負どころを共有していたからこそ、焦らずに落ち着いてプレーしていた。滝元監督は「インターハイで勝ち上がった経験が自信となっていた」と振り返る。

 

 9月末に日本選手権の九州予選、10月には栃木国体と連戦が続く。3年生にとっては、負ければ終わりの試合となる。進司は「私たちの代は中学3年のときからコロナ(新型コロナウイルス)の影響で全国大会が中止となり、思うような練習もできなかった。インターハイだけでは満足できない。残りの大会で日本一を狙いたい。もう少し、みんなでハンドボールをしたい」と秘めた思いを口にした。ひと夏を超えて、収穫の秋を迎えるために下級生とともに練習する日々が続く。

 

日本一を目指す戦いは続く

 

 

(柚野真也)

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