ボディビル・フィットネス 逸材ぞろいの県勢男子、全国での活躍に期待

2021/09/12
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 県男子ボディビル選手権では小野幸重(トレーニングジムマッスル、竹田市)が優勝。九州・沖縄男子ボディビル選手権でも5位に食い込んだ。小野は大会後、「50歳になってようやく長年の夢だったJBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)に加入でき、はじめての大会で優勝できてホッとしている」と笑顔を見せた。競技を始めて最もコンディションが良いようで、「歳を重ねないと出せないものがある。毎年1㍉でも筋肉を大きくして、全国を目指したい」と力強く語った。ボディビル歴30年、50歳。小野の挑戦はまだまだ続く。

 

 コロナ禍での大会開催に尽力した一人、県ボディビル・フィットネス連盟の津田貴之理事は「感染症対策には最大限に配慮した。無事に終わってよかった」と胸をなで下ろし、「まだまだ知らない人も多いが、ハーフパンツで行うフィジークなど、始めやすい競技もある。若い人にもぜひチャレンジしてほしい」と後進育成に意欲を見せた。

 後藤など若手の活躍で盛り上がりを見せている県内のボディビル・フィットネス競技。今後の展開が楽しみだ。

 

県男子ボディビル選手権で優勝した小野幸重

 

 

(甲斐理恵)

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