トリニータU―12 アグレッシブなサッカーで九州大会優勝を目指す

2021/02/23
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 守る相手に対し、パスを回してもほころびが出ない。ならばと、前線からボールを奪い、ショートカウンターで好機を見出す。全日本選手権から取り入れた戦術だ。前半12本のシュートを放ち、得点こそなかったが引いて守る相手に対しての対抗策は吉と出た。「アグレッシブなサッカー」はトップチームを目指すクラブの哲学だ。首藤監督は「前からボールを奪いにいく姿勢を出せた」と選手をたたえた。

 

 一方的に攻めながらも、わずかなミスが失点につながった後半は、相手が逃げ切りを図り守備の意識がさらに高くなったことで攻めあぐねた。シュート5本に抑え込まれたのは今後の課題となる。キャプテンの金井佑磨(6年)は、「悔しい。相手のGKは大きく、ロングシュートを止められた。今日の反省を次につなげたい」と話し、九州大会に向けて気持ちを切り替えた。

  

九州王者を目指すと意気込む金井佑磨

 

 

(柚野真也)

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