スター候補生インタビュー② バレーボール 室岡莉乃(東九州龍谷高校3年)「最高で金、最低でも金」

2021/01/02
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Q:高校3年間で得たことは?

 最後の1年は試合がなくてあっさりって感じですかね。1年生の頃は高いブロックやパワーの違いを感じたけど、どうすれば通用するかを考えることで技術が上がった。それを続けることでプレーの幅が広がったし、全身全霊でバレーができて内容の濃い2年間でした。それは自信を持って言えます。自分のプレースタイルに合ったバレーに出合えたことでバレー観も変わったし、この1年間はレシーブ力とスパイク力がついたと思います。

 

Q:竹内誠二監督がレシーブ力が飛躍的に伸びたと言っていましたが、何かきっかけがあったのですか?

 相手がどこを狙っているのか分かるようになって、レシーブを上げる楽しさを知ったからですかね。そこからレシーブを頑張ろうと思えるようになりました。今はリベロの経験がないし、動き方も分かってないけど、スパイカーもリベロもできる選手になりたい。どのポジションでも結果を出せるように、武器は多い方がいいと思っています。

 

Q:リベロとエースの二刀流。高校卒業後は国内最高峰のV1リーグでの活躍を期待しています。

 V1リーグの選手は大きいし、パワーもあるので、小さな自分の技術やスピードで勝負できるチームでプレーしたいです。まずは試合に出るために、やれることをする。求められればリベロでもいいけど、まずはスパイカーとしてどれだけ通用するか試したいです。

 

Q:最後に、ポーカーフェースで試合中も笑顔を見せることは少ないですが、春の高校バレーで連覇すれば喜びは爆発できそうですか?

 笑うのが嫌い、ではないけど勝負事なので試合中に笑うことはないです。褒められるのが苦手だし、まだまだ自分は未熟という気持ちが大きいからですかね。でも、勝てばうれしいし、日本一になれば最高だけど、泣くことも笑うこともないかも。内心はすごく喜んでいるけど、表情には出ないかもしれませんね。ただ、コロナ期間でバレーができない状況が続いて、私は本当にバレーが好きなんだと思いました。これからもずっとバレーを続けることができたら幸せだと思います。

 

小さな巨人が春の高校バレー連覇を目指す

 

(柚野真也)

 スター候補生インタビュー

①野球 若杉晟汰(明豊高校3年)「強気のピッチングで1年目からローテーション入り目指す」

③サッカー 弓場将輝(大分トリニータU―18/大分東明高校3年)「死に物狂いでつかんだトップチームへの昇格」

④野球 川瀬堅斗(大分商業高校3年)「高校3年間の野球生活に悔いなし。積み上げたものを出したい」

⑤サッカー 堤聖司(大分高校3年)「どんな形でもいい。泥くさくゴールを狙う」

⑥ソフトボール 森田京(日本文理大学4年)「環境の変化を恐れることなく挑戦したい」

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