部活動を部分再開 限られた時間で集中力が増す大分工業バレー部

2020/04/11
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 キャプテンの加嶋祐汰(3年)を中心に1日の練習内容を連絡し合い、チーム内の意思疎通を図っていた。「インターネットで調べたトレーニングや食事などを共有し、誰がどんな練習をしているか分かっていたので励みになった。久しぶりに会ったけど懐かしい感じはなかったし、みんな体つきが良くなっていた」と加嶋。練習休止前に比べチームワークは強まり、個々の意識も高まっている。

 

 新入生12人が加わり、新チームがスタート。江崎監督は「今後の大会は未定で、目標を定めづらい。明日には練習が再休止になるかもしれない状況が続く。これまでいい環境で練習できていたことが当たり前でないと実感したからこそ、時間の使い方を大切にするようになった。できることを大事にしたい」との思いは選手も同じだ。極力声を出さず、ホイッスルの音や身振り手振りが多いいつもと違う練習空間であったが、選手の感覚は研ぎ澄まされているように感じた。(取材日4月10日)

 

休止期間中は情報を共有していたと話す加嶋祐汰

 

 

(柚野真也)

 

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