福徳学院高校なぎなた部 考える戦い方ができればワンランク上のチームとなる

2018/01/28
  • クラブ・部活訪問

 実績に甘えることなく、常にチャレンジャーだというチームの強さの源は団結力。「突出した力を持つ選手はいない。インターハイ2位の三浦も技術的にはまだまだ未熟。でも、だからこそお互いを思いやれる。2年生は自分たちがチームを引っ張ろうと頑張り、1年生は足を引っ張らないよう最善を尽くす。一人ひとりの力は足りなくても、チームになると力を発揮できる。それが私たちの強み」と築城監督。その言葉通り、チーム一丸となって戦う試合では実力以上の力を発揮することも多い。

 

 現在の不安材料は部員の少なさ。県高校総体の団体戦では5人全員が戦うことになるため、1年生をどれだけ鍛えられるかがポイントになる。築城監督は「ほとんどの選手がとにかくがむしゃらに戦っている。それはいいのだが、ここで必ずポイントを取れるという安定感がない。何をどうすれば点が取れるのか、頭で考えながら戦うことができればもっと伸びる」と課題を口にする。

 

 最大の強みである団結力に磨きをかけ、“考える戦い方”へシフトしたとき、ワンランク上のチームとなるはずだ。

 

昨年のインターハイ個人戦で準優勝した三浦日香梨 

 

(甲斐理恵)

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