県高校新人バレーボール大会女子 東九州龍谷が36年連続優勝

2019/01/30
  • 新人大会

 決勝は東龍が第1セットを落とす波乱のスタートとなった。東龍が県大会でセットを落とすのは2014年県高校総体の決勝リーグ臼杵戦以来の出来事。会場はどよめき、ざわついたが荒木は冷静だった。「一瞬だけヤバいと思ったけど、これまで先輩たちが築き上げた伝統を崩すわけにはいかないと思ったら集中力が増した」(荒木)。要所で高さのあるブロック、力強いスパイクを決め、悪い流れを断ち切った。

 

 「どんなに追い込まれても勝利を諦めることはない。ウチは勝つこと以外は考えられない。キャプテンとなり自覚が芽生えた荒木がチームに勢いを持ち込んでくれた」と相原監督は勝因を語る。苦戦したが勝つために最善の手段と役割を選手が考えて勝ち取った勝利は、今後のチームづくりに大きな意味を持つ。

 

大黒柱となった荒木彩花(背番号2)がチームを引っ張った

 

(柚野真也)

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