ソフトボール女子 創部4年目、快進撃を続ける日本文理大学付属 【大分県】

2022/11/30
  • 新人大会

 エースの塩手美空(2年)は入学当初からマウンドに立ち、今夏の全国高校総体を経験。持ち味の速球に加え、夏以降はチェンジアップを覚え緩急をつけることでピッチングの幅が広がった。4番の長広淳(同)はセンター方向に長打を打てるスラッガーで、塩手同様に前チームから試合に出ていた。宝珠山監督は「前の学年から試合に出ている2人を軸に、それぞれが自分の役割を分かっている」とチームの方向性を定めた。「この冬に体幹を強くするなどして体を作りたい」と選手個々のパワーアップを目標に掲げる。

 

 九州大会では「初戦を突破して、一つでも多くの試合を経験したい」と宝珠山監督。試合経験の少ない選手たちの実戦を積む場として考えており、試合で出た課題を突き詰め、全国高校選抜大会ではベスト8を目指す。キャプテンの後藤梨心(2年)は、「自分たちの代となり優勝できたことはうれしかったが、まだまだ全国で勝つために必要なことがある。九州大会では課題を見つけ、全国選抜で新しい歴史を作りたい」と意気込む。常勝校への道を確実に進んでいる。

 

全国高校選抜大会ではベスト8を目指す

 

 

(柚野真也)

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