県高校新人大会 バスケットボール女子 5人が2桁得点を記録した大分が、2年連続2回目の優勝

2022/03/23
  • 新人大会

 新チームは昨季のメンバーとほぼ変わらず、戦力を維持。全国大会を経験し、「さらに進化した姿を見せたかったが、強化プランを実行できずに3カ月過ぎた」(楠本監督)。練習不足は顕著で、動きは重かった。それでも「今できることをそれぞれが考えてプレーできた」とキャプテンの岐津桜華(2年)。中学の頃から一緒にプレーしたメンバーがほとんどで、個々の能力に加え、パスワークとコンビネーションで得点を重ねた。

 

 決勝では、岐津の20得点を筆頭に5人が2桁得点を記録。得点が偏らなかったため、相手にディフェンスの的を絞らせずに得点できた。守備では準備していたゾーンを使う場面は少なかったが、大崩れすることはなかった。楠本監督は「これまでは全国大会に出場することが目的だったが、全国の雰囲気を味わい、あの場でどうやれば勝てるのだろうという意識に変わった。高い目標を持てるようになったので、その目標に近づけるようにチームをつくっていきたい」と、新1年生を加えてチームづくりを進める。

 

2年連続2回目の優勝を果たした大分

 

 

(柚野真也)

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