県高校新人大会 バスケットボール男子 意地とプライドのぶつかり合いを制した別府溝部学園が頂点に

2022/03/22
  • 新人大会

県高校新人大会

バスケットボール男子

決勝 3月20日 情報科学高校体育館

別府溝部学園 93 (20-20、16-28、31-29、26-13)90 柳ケ浦

 

 ライバル校同士の対戦となった県高校新人大会の決勝戦。別府溝部学園が柳ケ浦に93-90で逆転勝ちし、2年ぶり3度目の優勝を果たした。

 溝部学園は67-77で迎えた第4クオーター(Q)に激しい守備から速攻で追い上げ、残り13秒で後藤有輝(2年)がドライブから点を決め、逆転した。後藤は両チーム最多の25得点。連覇を狙った柳ケ浦は第3Qまで狙い通りの展開だったが、第4Q途中に相手の大黒柱となる205cmの留学生がファウルアウトして緩みが出た隙を突かれた。

 

 バスケットボールの県内3大大会(新人大会、全国総体県予選、ウインターカップ県予選)は2019年度以降、溝部学園と柳ケ浦で覇権が争われてきた。新チームとなって初めての公式戦となった今大会は、コロナ禍で約1カ月遅れて開催。どのチームも思うような練習ができずに調整の難しい大会となったが、前評判通りに溝部学園と柳ケ浦が勝ち上がった。「準決勝までは自分たちのプレーができなかったが、決勝は(気持ちに)スイッチが入った」と柳ケ浦のキャプテン仲宗根州河(同)が話したように、決勝では互いのプライドと意地がぶつかった。

 

両チーム最多の25得点を決めた後藤有輝

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ