ラグビー熱高まる 豊後企画大分駄原球技場こけら落とし 

2018/11/15
  • ラグビーW杯

 1試合目は女子の選抜チームが対戦。体格の大きいフィジーはフィジカルの強さで、小柄な日本はスピード感と華麗なハンドリングで集まった観客を魅了した。2試合目は男子の選抜チームが対戦し、フィジーがリオ五輪王者として圧巻のプレーを見せた。初めてラグビーを観戦するという人も多かった客席は興奮の連続。タックルやトライが繰り出されるたびに大きな歓声が沸き起こった。平田輝志さん(元九州電力キューデンヴォルテクス監督)による楽しく分かりやすい解説付きで行われたこともラグビーへの理解を深めた。

 

 イベントでは午後にも男女代表戦がもう1試合ずつと、県内のジュニア・シニアチームの記念試合などが行われた。イベントは大分西高校吹奏楽部の演奏、大分芸術文化短期大学音楽科の学生による国歌斉唱、豊後潮太鼓の実演など地元の人々による演出でも盛り上がりを見せ、開催まで1年を切ったW杯に向けて、ラグビー熱の高まりを感じさせた1日だった。

 

圧巻のプレーで観客を魅了した

 

(冨松智陽)

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