夏の激闘がやってくる 第100回全国高校野球選手権記念大分大会

2018/07/07
  • 高校野球

 今年もこの季節がやってきた。45校44チーム(双国・宇佐産業科学は連合)が出場し、それぞれの思い、誇りを胸に激闘を繰り広げる。第100回となる記念大会に出場できるのは1チーム。大分大会の展望をお届けする。

 

 過去1年間の主要大会の結果を基に決められるポイントで、第1シードは明豊、佐伯鶴城、第2シードは柳ケ浦と藤蔭が獲得した。大分工業と大分上野丘の伝統校がオープニングマッチを戦う。

 

 Aブロックで最注目なのは明豊だろう。前回覇者であり、新チームになってからは春の九州地区大会で準優勝するなど、頭一つ抜けた存在となった。どの高校も甲子園出場を目指す中、甲子園で勝つことを目標としている。この目標設定がチーム全体のレベルを引き上げている。昨夏の甲子園でベスト8を経験したリードオフマン管大和(3年)とスラッガー浜田太貴(3年)を中心とする打線は強力。「相手を5点未満に抑え、5点以上取るのが必勝パターン」と管が話すように、打ち勝つ野球で頂点を目指す。

 明豊の初戦の相手となるのが大分工業-大分上野丘戦の勝者。ともに伝統校であり、スタジアムの応援を味方にできる見えない力がある。1回戦で勢いに乗れば、打倒明豊の最初の刺客となる。

 

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