夏の前哨戦は佐伯鶴城が優勝 崩れないエースを中心に頂点に

2018/05/29
  • 高校野球

 決勝で破れた藤蔭は得点圏で一打が出なかったが、原秀登監督は「ここ数年で一番雰囲気のいいチーム。2アウトになっても“いける”感じがベンチに漂う」と悲壮感はなかった。「バントでランナーを進める場面で失敗するなど細かな修正は必要だが、バッティングの積極性を重視したい」と4番の奥園颯を中心とした打線への期待を口にした。試合後、選手に温かい励ましの言葉を懸け、夏を見据えた。

 

 今大会の結果を踏まえ、全国高校野球大分大会のシード校が決まる。4月の九州地区高校野球大会で準優勝した明豊を筆頭に、杵築、佐伯鶴城とカラーの異なる実力校がそろい、熱戦は必至だろう。組み合わせは6月20日に決まり、7月7日から夏の夢舞台に向けての戦いが始まる。

 

優勝の原動力となったエース大神裕貴

 

(柚野真也)

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