高校野球 プロ注目の古川雄大(佐伯鶴城3年)、本領発揮で今大会最強打者を目指す

2022/07/13
  • 高校野球

 

 186cm、96kgの恵まれた体格に、高校通算20本塁打のパンチ力、遠投は100メートルを超える強肩を備える。昭和中学時代は硬式野球チームの「佐伯ボーイズ」に所属しながら、陸上部と両立。3年生で全日本中学陸上競技選手権大会にリレー選手として出場した実績がある。初戦は見せ場こそ少なかったが、よどみない動きとスピード、打球速度とヘッドスピードで他との違いを見せた。

 

 渡辺監督は「陸上選手のようなバネがあり、筋力がある。大きなパーツを動かすので筋肉系のけがをしないように抑えて練習してきたが、今大会は全てを解放させる。ここから(コンディションが)上がるはず」。これまでブレーキを踏みながら調整してきたが、ここからはアクセル全開だ。「今大会最高のバッターになって甲子園に行く」(古川)とみなぎる自信が、ただ者ではない雰囲気を漂わせる。

 

プロスカウトの熱視線を浴びる

 

 

(柚野真也)

 

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