高校野球 元気と笑顔でCチームからはい上がった河津陽和(藤蔭2年)

2022/07/12
  • 高校野球

 今年の春の大会から2年生ながら正捕手となり、3年生を中心とした個性豊かな投手陣を引っ張る。全国高校野球選手権大分大会の初戦となった別府翔青戦では、2年の泉幸輝、松石信八の2人の投手をリードした。二回と九回にそれぞれ無死満塁のピンチを迎えたが、「泉はピンチに強いし、松石は性格がイケイケなんで守りに入らなかった」と動じることなく、強気のピッチングを求めてどちらも無失点で切り抜けた。

 

 打っては二回一死2塁の場面で中前に三塁打を放ち先制点を呼び込み、四回にはセーフティースクイズを決めて投手を援護した。「先制点は振り抜けたし、スクイズは苦手だがうまく決まった。今日は持ってた」と笑顔が弾けた。今年の夏は「3年生と長い夏を過ごしたい。甲子園に向けてやってやろうという気持ちでいっぱい」。藤蔭のムードメーカーが「笑顔と元気」でチームを引っ張る。

 

別府翔青戦では2人の投手を引っ張った

 

 

(柚野真也)

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