九州地区高校野球大会県予選 全試合で圧勝した明豊が優勝

2020/10/13
  • 高校野球

 大量点を挙げた打線に目が行くが、投手陣もズバ抜けている。右の京本真(2年)、左の太田虎次朗(2年)の2枚看板は安定感が抜群。2つの軸を中心に今大会は5試合で6失点。京本と太田は互いにライバルとしての意識が高く、京本が「2枚看板ではなく、自分がエースという思いで投げている」と話せば、太田は「自分のピッチングをしてチームを勝利に導く。それしか考えていない」と秘めた闘志を燃やす。川崎監督は「互いに刺激し合い、突き抜けてほしい」と期待する。

 

 今大会では接戦はなかったが、川崎監督は「九州大会では緊迫した場面で平常心でプレーできるかがポイントになる。精度を上げ、1点、ワンプレーにこだわり、緊張感のある練習をしたい」と勝ってかぶとの緒を締めた。幸は「優勝してセンバツの出場権を手にしたい。自分たちができることを確実にやる。まだまだ成長できるし、チームも強くなる」と、さらなる高みへの決意を語った。

 

九州大会では連覇を狙う明豊

 

 

(柚野真也)

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