2020県高校野球大会 仲間のために戦い、全力尽くした3年間 大分上野丘

2020/08/10
  • 高校野球

 キャプテンの大石琉偉(3年)は「チャンスはたくさんあったが最後までリードさせてもらえなかった」と唇をかんだが、3年間を振り返り、「自分たちの代は人数も少なく、野球の実力は劣っていたかもしれない。それでも一つの目標に向かって頑張ることができた。すごく幸せなことだと思う。3年間の野球生活に悔いはない」と言葉を続けた。

 

 梶原は「骨折した時みんなが支えてくれた。病院や接骨院を紹介してくれたり、励ましてくれたり。その思いに応えたいと心から思った。今日の試合に関しては反省点も悔いもあるが、みんなに出会えたこと、3年間野球に全力を尽くしたことに悔いはない」とまっすぐに前を見据えて語った。

 互いを思い、ひたむきに走り続けた3年間。3年生の夏は終わったが、今日、ここに到るまでの道のりで学んだこと、得たものはこれからの人生においてかけがえのない財産として輝き続ける。

 

全員野球で食らいついた大分上野丘

 

 

(甲斐理恵)

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