「最後まで一球一球を追う」 大分舞鶴高校野球部

2020/06/06
  • 高校野球

 昨秋の九州地区高校野球大会県予選ではベスト8に終わり、再起を誓った。新名と木村駿太朗(3年)の投手2枚看板を中心に守りの野球は健在だが、得点力が課題であった。チーム打撃や走塁など綿密に磨き、体がひと回り大きくなったことで「スイングスピードが上がり、バッティングに期待できる。大会までの期間に自力を上げ、2−0、3−0で勝てるチームにしたい」と安東監督。

 

 野球に“飢えていた”部員はグラウンドで練習できる喜びにあふれている。津崎快彦(3年)は「ボールを打つ、捕る、投げる。全てが楽しい。3年生にとっては限られた時間だからこそ、楽しみたい。優勝してもその先はないからこそ、最後まで本気で優勝を狙いたい」と言葉に力を込めた。高校最後の夏に思いをぶつける。

「優勝が目標」と話す新名凌馬

 

 

(柚野真也)

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