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大分商業高校・三代大貴 大商4番のプライドを胸に

2017/07/14
  • 甲子園

高校球児の夢舞台・甲子園に向けて熱戦が始まった。

この夏の主役が続々と名乗りを挙げている。

オー!エス! OITA SPORTS編集部がピックアップした最後の選手はこの人!

 

スター候補生ファイル #9

三代大貴

大分商業高校/レフト/3年/177㎝・80㎏

 

 四死球の数は4番打者の勲章だ。12日の全国高校野球選手権大分大会2回戦、0対0で迎えた9回裏の大分商業の攻撃。2アウト2塁の場面で4番・三代大貴は一度もバットを振ることはなかった。「勝負してもらえなかった」。この日3つ目の四球となった。

 

 中学まで大きな実績のない三代が、大分商業で初めて練習した時のことを渡邉正雄監督は忘れない。「名前も知らなかったがスイングのレベルが違った。こんなやつがうちに来てくれたんだ」とニヤリとしたという。1年生の秋から“大商の4番”の看板を背負わせ、チームが勝つためのバッティングを学ばせた。

 

 「遠くに飛ばす能力は私が指導してきた中で一番」と渡邉監督。高校通算本塁打44本の数字がそのまま三代の凄さを示す。だが、本人は「ホームランを打つことより、チームを勝利に導くバッティングをしたい」と話す。それが大商の4番なのだろう。それでもホームランアーティストと呼ばざるを得ない伝説がある。練習場のライト後方にある校舎に特別なネットが張られている。三代がバッティング練習中に校舎3階の窓ガラスを何度も割り、設置された“三代ネット”。推定飛距離140mは超高校級だ。

 

 野球を始めたころから4番を打ち、何度もチームを勝利に導くホームランを放った三代の目標は、「甲子園での活躍」。そして、「打って打って打ちまくる大商の野球を全国の舞台で見せたい。そこで大きなものを打ち上げたい」とホームランへの意欲を初めて口にした。

 

 ホームランアーティストの45号目が、いつ、どの場面で放たれるか楽しみだ。

 

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