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明豊高校・三村鷹人 全員の力で甲子園へ、1日でも長く仲間と野球がしたい

2017/07/14
  • 甲子園

オー!エス! OITA SPORTS編集部がピックアップ!

スター候補生ファイル #8

三村鷹人

明豊高校/ショート/3年/165㎝・62㎏

 

 

 

 明豊高校野球部の練習場は、別府市内の丘陵地帯に位置する。冬場になると鶴見岳から吹き下ろす強風“鶴見おろし”が地域一帯を寒さにさらす。そんな厳しい環境で連日、選手たちはハードな練習を積み重ねてきた。中でも強豪部キャプテンという看板を背負う三村鷹人のバッティングの成長は、春先から目覚ましいものがある。

 

 三村自身が印象深いと語る今春の「第140回九州地区高等学校野球大会大分県予選」準々決勝では、1点をリードする国東に苦しみながらもサヨナラ勝利を挙げた。最終日となる大分商業戦でも、1点を追う中盤の勝負どころで三村が2死満塁から逆転の2点適時打を放ち、チームは勢いを取り戻した。

 

 それらの実績を川崎絢平監督も「ひと冬バットを振り込んだ成果」と強く語るが、三村はあくまでもチームの結束の成果と強調。「キャプテンとしてのプレッシャーは一切感じていない」と言い切る言葉の裏には、仲間への絶大な信頼があるのだろう。苦しいことがなかったとは言えない。むしろ壁にぶつかることの方が多かった。しかし、歩んできた日々を振り返ると、仲間と共に助け合い過ごした時間ばかりが浮かぶ。

 

 3年間目指し続けてきた甲子園。しかし、その大舞台が自分にとってどんな場所なのか? それは実際に現地の土を踏むまで分かるはずがない。「だからこそこの足で立ちたい」。口数こそ少ないが、三村の甲子園に懸ける確かな思いが伝わってくる。尊敬する人物の名前を尋ねると、前年度キャプテン・大庭樹也の名を真っ先に挙げたところも彼らしい。中学時代から共に野球に打ち込み、高校1年時からレギュラーとして活躍する大庭に、三村はずっと憧れを抱いていたという。「全員の力を合わせ必ず出場したい」。甲子園への切符は手の届くところまできている。

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