第3シードの実力を証明する大分工業 夏の甲子園予選2019

2019/07/26
  • 高校野球

 山本監督は、「簡単に試合にならないと思っていたが日高が粘り強く投げ、継投した田中も本来の力を出してくれた。二人をうまくリードした今宮は、さすがキャプテンといえる仕事をしてくれた。精神的な支柱となりチームを引っ張った」と評価し、「これが大工の底力」と成長を続けるチームを誇った。日高中心のチームに変わりはないが、彼をリード面で支え、4番打者として援護する今宮、救援した田中も準決勝に向けて自信を深めている。

 

 決勝の座を掛けて戦う相手は前大会覇者の藤蔭。強力打線を投手陣が封じ込めるかがポイントとなる。「ウチは一戦一戦、先のことを考えず精一杯戦うだけ。粘って粘って後半勝負に持ち込みたい」と山本監督。今宮は「バッティングに手応えを感じている。投手陣の調子は悪くないので試合が楽しみだ」と充実感を口にした。

 

試合を重ねる度に大工の底力を見せている

 

(柚野真也)

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