大分上野丘の快進撃途絶えるも悔いなし 夏の甲子園予選2019

2019/07/24
  • 高校野球

 文武両道、大分上野丘の練習時間は1日2時間足らず。いかに効率よく、集中力を高めて練習できるかを求めて取り組んだ。次に起こりうる可能性を想像させる能力を培うことこそが重要であり、このイメージトレーニングが実践との誤差を克服してくれる最良の方法だった。3日の延期は大した問題ではなかった。練習時間はいつもと変わりはなく、体育館や屋根付きの渡り廊下で素振りし、わずかな晴れ間に投手陣は投げ込んだ。

 

 「準備は万全だった」と赤峯。2年から4番打者を担い、広角に打ち分けるバッティングで明豊戦は3塁打を含む2安打と気を吐いた。「限られた時間で練習してきたこれまでの成果は発揮できた」。大学でも野球を続けるという赤峯は「明日から受験勉強に切り替えます」と野球で培った集中力を発揮して、最良の結果が出るようにイメージを膨らまし、勉学に励む。

 

ロングリリーフで好投した姫野未来(3年)

 

(柚野真也)

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