県高校総体直前特集 サッカー女子②竹田南 新たな歴史の幕開け

2019/05/14
  • 高校総体

 2週間後に迫った公式戦は、柳ケ浦との一戦。県内の高校に女子サッカー部として活動するのは2チームしかないため、勝ったチームが九州大会に出場する。伊達監督は「最初なので思い切ってやるだけ。勝っても負けても、そこから収穫を得たい」と話したが、「やるからには勝ちたい」と本音を明かす。ただ、柳ケ浦は社会人チームや九州の強豪校も参加する九州女子サッカーリーグ2部に所属するチーム。実力差は歴然だが、「サッカーは何が起きるか分からないスポーツ」と不敵に笑う。

 

 1年生ながら中核を担う藤本麻緒は、「練習でできている形を出したい。(チームが)できたばかりだけど、チームとしてまとまっている。自分が中心となってプレーしたい」と活躍を誓った。

 チャレンジャーであることに変わりはない。だが、少しずつ選手の中で何かが変わりつつある。大いなる野心が芽生え始めている。竹田南の新しい歴史が始まろうとしている。

 

チームとしての実績はないが、チーム力は高い

 

 

県高校総体直前特集

サッカー女子 ①柳ケ浦 結果を求める戦いが始まる

(柚野真也)

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