大分商業高校 役者そろい、照準は県高校総体

2018/05/02
  • 高校総体

注目選手

 

仕事人

後藤菜摘(3年) ライト 167cm 城南中学校出身

 

 

 コートネームは岳(ガク)。山のように高く飛ぶジャンプ力が由来。藪谷、岡部の両エースにばかり目が行きがちだが爆発力を秘める。得意とするのは、試合の流れを変えるジャンプサーブ。毎年、試合球のメーカーは男女交互で入れ替わる。女子は4月からモルテンとなり、「ボールに回転がかかりやすく落ちやすくなった」と1カ月前からジャンピングサーブの習得に取り組み、全九州総合県予選で結果を出した。「3年生にとって最後のチャンスなのでチーム一丸となって強気のバレーをしたい」と県高校総体での巻き返しを誓った。

 

次期エース候補

高城優亜(2年) ライト 172cm 稙田南中学校出身

 

 

 「ピンチの時に(自分に)トスが上がり、ピンチの時はブロックで止める。そんな点が取れる選手になりたい」と心構えはエースそのもの。1年生の間はけがで思うように練習ができず、「同じポジションの選手がうまくなっているのを見て焦りばかりだった」。それでも復帰した時にチームに何ができ、どんなプレーで勝利に貢献できるかを考えた。「相手の勢いを止めるブロックをしたい」と復帰後は得意のブロックに磨きをかけ見事に復活。彼女の活躍がそのままチームの伸びしろとなる。

 

(柚野真也)

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