インターハイ出場校・選手紹介 バドミントン男子 2年連続シングルス県王者の後藤遥斗(大分西3年)

2022/06/22
  • 高校総体

 3種目とも目標の入賞に届かなかったが、全国高校総体に向けて手応えもあった。後藤は「大会までの1カ月で技術が大幅に伸びることはない。できることは粘り強く戦うこと。九州大会で技術の差はそこまで感じなかった。我慢比べで負けないことが必要」と前を向いた。高椋規照監督は「ダブルスでの試合の組み立て方は十分通用するし、ラケットタッチもよかった。シングルスでも、最後まで諦めない姿勢を保てたのは成長の証し」と振り返った。

 

 昨年の全国高校総体ではシングルス、ダブルスに出場し、ともに1回戦負け。今年は九州の強豪との公式戦や強化試合で自力をつけた。後藤は「得意のヘアピンがハマれば勢いに乗れる。自分を信じて、強気に攻める」と必勝パターンで勝負する覚悟だ。

 小学3年から3つ上の兄の影響でバドミントンを始め、兄の背中を追って大分西に入学した。大分西のユニフォームを着て試合ができる最後の大会となる。後藤は「県代表として1試合でも多く勝って、大分西の名をアピールしたい」と話した。

 

全国高校総体では1つでも多く勝つことが目標

 

 

(柚野真也)

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