県高校総体前特集 バレーボール男子(2) 若い芽が育つ大分南、チームが成長し王者復活を目指す

2022/05/26
  • 高校総体

 キャプテンの大堀孝一(3年)は「(九総予選は)3年生の気持ちの弱さが出て、1、2年生に引っ張ってもらうふがいない試合になった。県高校総体で勝つには、自分たち3年生がチームを引っ張り、絶対に勝つという強い気持ちを持つことが必要不可欠」、スピードあるスパイクとレシーブ力に定評がある東和輝(2年)は「(九総予選は)これで試合が決まるという24点のところで、ひるんでしまってスパイクを打てず悔いが残った。もっと集中してやることを意識したい」とそれぞれ覚悟を語った。

 

 現在は、選手一人一人が試合を意識して練習に取り組み、県新人大会、九総予選で見えてきた課題と向き合っている真っ最中。部内のレギュラー争いも激しさを増し、良い意味で緊張感が高まっている。

 若いチームで経験値が低いということは、伸びしろがあるということに他ならない。県高校総体までの残りわずかな期間でどう変わることができるか。かつての王者はその輝きを取り戻そうと奮闘している。

 

経験値を積み上げる大分南

 

 

(甲斐理恵)

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