県高校総体前特集 バレーボール女子(1) 絶対王者・東龍に隙なし、本気で高校3冠を目指す

2022/05/10
  • 高校総体

 練習から雰囲気がガラリと変わり、「日本一になるためには」が全ての枕詞となった。サーブ、レシーブ、スパイクなど全てのプレーで意識を高く持ち、集中力のないプレーが出ると監督はもちろん、選手間で厳しい声が飛ぶようになった。東龍不変の『超高速コンビバレー』を追求しレシーブは速さと低さにこだわったことで速い攻撃につながり、コンビネーションによる攻撃のバリエーションも増えた。チーム力とともに各々の実力も上がった。

 

 オポジットの飯山を筆頭に、小柄だがスピードとトスワークがさえる佐村美怜(3年)、伸び盛りの岡部詩音(2年)は好調を維持し、1年生の忠願寺風来、梶山葵ら下からの突き上げもあり、選手層は厚さを増す。相原監督は「全員が戦力、全員バレーで日本一を目指す」と言い切る。13日から始まる全九州選手権で勢いをつけ、県高校総体に乗り込む。

 

ムードメーカーでもある副キャプテンの佐村美怜

 

 

(柚野真也)

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